こんにちは!
カネパタイの鈴木です。
前回の記事では応接室をダンボール家具でリノベーションする計画と、その構想についてお伝えしました。
今回はいよいよ制作の様子についてのお話です。
ダンボール家具の構想
このような応接室を予定しています。使用する家具はすべてダンボール家具で自社制作。
3Dで考えたデザインを2Dにして、それぞれの家具が具体的にどのような構造にするか決定します。
ここが、カネパタイのエンジニアの腕の見せどころです。
使用する材質を注意深く選定し、家具としての品質に問題が出ないように、かつ洗練された印象になるように仕様を考えます。
ダンボールの切り出し
完成した図面をもとに、段ボール板をカッターで切り出していきます。
自社にカッターがあるため、アイデアや試作品をすぐに形にすることができることも、当社の強みです。
今回の家具は強度を出すために、同じ形のパーツを何枚も集積させる設計にしました。
大きなパーツを何枚も切り出すのは大変です。
でもカネパタイの最新式サンプルカッターであれば全自動、重ねて何枚も切り出すことができ、時間短縮になります。
パーツの糊付け
パーツの切り出しが終わった後は、一枚一枚手作業で各パーツを張り付けていきます。
この糊付けの工程はすべて手作業。家具としての強度を出すにはしっかりと隙間なく張り付ける必要がありますので、ここはとても大切な工程です。
ローラーに糊を付けて、丁寧に重ねていきます。
乾燥
糊付けが全て終わった後は、重しをして、乾燥します。
待ちきれませんが、乾くのをしっかり待ちましょう!
これが終わった後は、いよいよ組み立てて家具の形にしていきます。
次回は最終回です。
どのような応接室が完成するのか、楽しみですね!乞うご期待!
(最終回へつづく)